もし生き埋めになったらどうすればいいのか?
知ってて損はしないと話題に
最近では異常気象で自然災害なども増えていますが、
もしあなたが生き埋めになったらどうしますか?
その時の対応次第で、生死が分かれてしまうかもしれません。
そこで今回はもし生き埋めになったら
どうすれば良いのかを紹介します。
6月6日、午後6時33分に突然激しい揺れが襲い、
田中さん(仮名)の家は崩壊。
田中さんは気づいたら、真っ暗な空間にいて
生き埋め状態になってしまいました。
生き埋めになった田中さんはどうなってしまうのでしょうか?
生き埋めになった田中さんですが、
土砂が肺を圧迫して重さで関節を曲げることすらできません。
上にかぶさっている土砂を動かそうと試みますがビクともしないし、
どんどん息苦しくなってきます。
このように生き埋めになってしまうとまず体を動かすともできなくなります。
イメージ的には大きな声を出して助けを呼ぶ行動を取りそうですが、
この状態がいつまで続くかわかりません。
大声を出すのは体力消耗につながるので
むやみに叫ぶのではなく人の気配を感じた時だけ助けを呼びます。
それにむやみに口を開けると土砂が入るので
さらに危険な状態になる場合もあります。
体も動かせない状態ですが、まず放尿します。
これは尿の匂いでレスキュー隊やレスキュー犬に気づいてもらうためで
あとは周囲に人がいないか耳を澄まします。
尿の匂いなんてわかるわけないのでは?と思うかもしれませんが、
生き埋めになった方を捜索する場合は
「二酸化炭素探査装置」というものが使用されます。
この装置は人が吐く二酸化炭素やアンモニアを検知するので
アンモニアがたくさん含まれている尿で発見されやすくなるのです。
このような状態になるとほとんどの方が
パニック状態になりがちですが、それも悪循環です。
放尿したあとは、まずは落ち着くこと。もし「もう助からない‥」
なんて絶望的な気分になってしまうとそこで終わってしまうのです。
雪山などで遭難した時、ある鉄則があります。
雪山などで遭難した場合は励まし合うことが鉄則で
人は少しでも希望があればそれを糧に生きようとするのです。
2人以上いる場合は可能ですが、
1人の場合はこれから楽しみにしていた出来事を思い出してください。
息も絶え絶えになってきた田中さんですが、
人が近づいてくる足音が聞こえてきました。
そこで、渾身の力を振り絞って助けを呼んだ田中さんは
無事にレスキュー隊に救助されました。
生き埋めになった時の対処方法以外にも
地震や土砂災害が発生した時の対応について
知識を持っておくことも大切です。
その知識があるかないかでも大きく生死が分かれてしまうのです。
・想像しただけで怖くなる・放尿するって聞いた瞬間、そうか!放尿でちょっとずつ土を溶かして空気穴を確保するのか!とか思ってクッソ恥ずかしい・こんな状況で冷静になれる人なんているんだろうか・知ってるのと知らないのでは大違いだよね